「耳読書」に再挑戦してみた
最近、audiobook.jpに登録して、いわゆる「耳読書」に再挑戦しています。
「耳読書」とは、音声化された書籍を耳で聞いて読書することで、AmazonのAudibleや、audiobook.jpのオーディオブックが有名です。
僕が「耳読書」に再挑戦するきっかけとなったのが、こちらの本です。
著者はaudiobook.jpのサービスを提供している株式会社オトバンク代表取締役会長の上田渉さんという方です。
Kindle Unlimitedのラインアップに並んでいたので、ザッと眺めてみたらモチベーションを掻き立てられ、audiobook.jpに登録することにしました。(チョロい奴と思わないで下さい…)
実は一度「耳読書」を諦めていた
実は僕は少し前にAmazonのaudibleに登録していたことがあります。
その時のきっかけは、家事をしながらとか、運動をしながらといった、いわゆる「ながら聞き」ができたら、読書量が増えて最強なんじゃないかという思いからでした。
しかし、いざ「ながら聞き」を始めてみると、あくまで僕個人の場合ですが、ついつい目の前の事の方に意識が集中してしまい、話が流れてしまっていて、気づいたら全然聞いていないということがよくありました。
また、集中していたとしても、自分のペースで進められないので、聞き逃しや理解できないところが出てきてしまい、なんとなく自分には合わないなと思って退会してしまいました。
「耳読書」をサブとして使うという活用法
「超効率耳勉強法」では、そんな僕の悩みを解決してくれる方法が紹介されていました。
それは、『「耳読書」を目で読む通常の読書のサブ的な位置付けで活用する』というものです。
オーディオブック愛好家である星野リゾートの代表の星野佳路さんは、おもに車での移動中にオーディオブックを1.5倍速で聴き、内容的にためになると思った作品や、印象に残るフレーズが出てきた作品は、のちほど紙の本でも購入し、自分が感じたことを該当箇所にメモして、それをあとで見返すという方法を実践しているそうです。
これに僕は「なるほど!」と思い、ぜひ自分も実践してみたいなと思いました。
僕の読書の時間は主に、職場への移動の電車の中なのですが、行きの電車でまだ眠かったり、帰りの電車で疲れていたりすると、本を読もうという気にならないことが多々あります。特に新しい本や難しい本を読むのには、意外に大きなエネルギーが必要で、なかなか捗らないことがあります。そこで「耳読書」を活用するわけです。
「耳読書」は通常の読書と違って受動的なので、イヤホンをつけてただ聞いていればよく、始めるための心理的ハードルが低いです。
そこで、聞き逃しがあってもいいので、とにかく全体をザッと聞き、大体の内容を把握した後で、面白そうであれば本を購入して通常の読書をします。
「耳読書」の際は、どうせ後で通常の読書をするからということで、「全てを聞き取らなければ!」という強迫観念はなくなります。
また、通常の読書の際も、大体の内容がすでに頭に入っているので、心理的なハードルは下がりますし、どの辺りに重要なポイントが書かれているのかもわかります。
「超効率耳勉強法」にも書かれていたのですが、「耳読書」は通常の読書と比べて、「文字を目で見る」というプロセスが抜けた分だけ、脳にかかる負担が小さく疲れにくいのだそうです。
また、さらに一歩進んだ活用法として、本を読みながら「耳読書」をするという方法も紹介されており、こちらもいずれやってみたいと思っています。
この記事を読んで、「耳読書」に興味を持っていただいた方は、ぜひ一緒にやってみましょう!「超効率耳勉強法」を一読してみるのもオススメです。著者の「耳読書を世の中に広めよう!」という情熱がすごく、面白い本でした!
「他にもこんな使い方があるよ!」という方がいらっしゃったら、教えて頂けると嬉しいです。